増設、する?しない? 仙台スタジアム
ベガルタ仙台のホームスタジアムを管理する仙台市は、
超満員が続いたJ1時代の状況を受け、本年度、
増設のための調査設計費を予算化したが、
J2に降格した今季は満員は一度もなく、
当初の計画通り、増設するのか思案している。
満員状態が続けば、今季終了後にも、
フィールド部分に客席をせり出させる等といった形で、
増席の工事をする予定だったが、
現状では、観客動員の推移を見守っている状況だ。
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今季満員がない、ベガルタのホームゲームだが、
集客率は84%。この数字をうらやましく思う
Jリーグクラブの関係者は多いだろう。
スタジアムのキャパシティに対しての集客率で、
この数字の上を行くのは、アルビレックス新潟
ぐらいのものだからだ。
とはいえ、現状で席が足りてしまっているのであれば、
増設の理由はなくなるが、チーム自体も上向きだし、昨日も1万8千人を越える人が入り、
開幕戦で0-4で負けた横浜FCに対し、
後半ロスタイムの地元生え抜きの千葉直樹のゴールで
1-0で勝ったんだから、よほどスタジアムは
盛り上がっただろう。この勢いを、
ぜひとも観客動員増につなげていってもらいたい。
イギリスで有名なサッカークラブ、マンチェスターユナイテッド
(かつてベッカムがいたことでも有名)が
ホームタウンとしているマンチェスター市は、
人口約40万人。
日本でいえば、柏や新潟、大分と同規模といったところか。
ここにマンチェスターユナイテッドのホームスタジアム、
オールド・トラフォードがある。
http://www.footballculture.net/japan/insider/home_oldtraf.shtml
このオールド・トラフォードは収容人員68,217人。
国立競技場や日本最大のサッカー専用スタジアムの
埼玉スタジアムよりも収容人員は多い。市民の7人に1人は
スタジアムに入れる計算。単純にホームタウンに対する
スタジアムの収容人員比率で言えば、(ホームタウン人口が
少ないため)日本でも鹿島や鳥栖なんかは負けていないだろうが、
それにしても、ビッグキャパシティである。
このオールド・トラフォードは、最初に作られた1910年から
この大きな規模ではなかった。魅力ある試合が行われ、
サポータが集まり、サポーターの声援を背に受け選
手は
感動を呼ぶプレーを展開し、それを見ようと
またサポーターが集まり、スタジアムは人であふれ返る。
中には、スタジアムに入りたくても入れない人たちも
でてきた。こういった循環の中で、オールド・トラフォードは、
増設を繰り返し、7万人近くを収容するスタジアムになったのだ。
オールド・トラフォードは、クラブやサポーターや町とともに、
大きくなっていったのだ。
仙台スタジアムの立地は、仙台の北の副都心、
泉中央駅から徒歩5分。仙台駅から泉中央駅まで
地下鉄で10分ちょっとという好立地。西に電車が通り、
南に川が流れ、東に幹線道路が走りと地形的な制限もあって、
なかなか拡張が難しい立地だが、
http://map.yahoo.co.jp/pl?nl=38.19.25.784&el=140.53.5.637&la=1&sc=3&MD.x=7&MD.y=5
マンチェスターの事例と同じようになる可能性を
秘めていると思う。
W杯のときの影響もあって、ハコモノ行政の日本では、
とりあえず大きなもの作っちゃいました的なスタジアムが多いが
(仙台にも隣の利府町にW杯の会場、宮城スタジアムがあるが)、
仙台スタジアムには、町の発展とともに成長していく、
「建物としての夢物語」を形にしてくれる、
そんな期待を僕はかけている。
Posted by achakun at 15:23│
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