2005年07月01日

大分トリニータの株主総会

J1大分トリニータを運営する株式会社大分フットボールクラブの
株主総会が6月29日開催された。
その場で前期の決算と来期の予算について報告された。

前期売上13億は、かなり少ない印象を持つが、
やはり胸スポンサーが決まらなかったことなど、
広告料収入が少ないことが影響しているのだろうか?
今回、胸スポンサーとしてマルハンと契約したので、
18億の予算が立てられたということなのだろう。

チケット収入が約4億だが、
昨年の入場者数がリーグ・ナビスコ合わせて
377,575人なので客単価が1千円ちょっと。
無料で配っているチケットが多いのだろうか。
無料のチケットを配ることは、
まだサッカーをスタジアムで見たことのない人を
スタジアムに来てもらう契機になるし、
チケットを無料で配ってでも、
客がたくさん入っているスタジアムにすることは、
よりその場を盛り上げ、観客の満足を高くするが、
いかに今後は、お金払ってでも
スタジアムに来たいという人を増やしていけるか。
観客動員そのものを増やすことに合わせて、
有料の観客の割合をどう増やしていくかも
今後の課題なんだろう。

地方のクラブとして、
大分トリニータには今後ともがんばっていって欲しい。


株式会社大分フットボールクラブ第7期定時株主総会決議事項等のお知らせ
《大分トリニータ公式》


【参考資料】前期の株式会社大分フットボールクラブの業績概況
法人広告請負料 490,867千円(前期比△189,052千円)
個人会費収入 10,414千円(前期比2,157千円)
ジュニアスクール収入 34,700千円(前期比1,781千円)
サッカー教室収入 771千円(前期比△1,267千円)
チケット収入 407,655千円(前期比65,331千円)
物品販売収入 77,185千円(前期比△47,043千円)
Jリーグ分配金 309,609千円(前期比16,778千円)
出演料 1,027千円(前期比△3,772千円)
選手移籍金収入 12,380千円(前期比△103,926千円)
売上高 1,344,613千円(前期比△259,013千円)












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