「2006年他のJクラブと比較してみる経営実績」の第5回目、
今回は広告料収入シェア(売上対比)について見ていきます。
広告料収入シェア(売上対比)とは、
売上の中での広告料収入の割合です。
スポーツビジネスにおいては、
収入の三本柱といわれる、広告料収入、入場料収入、放映権収入が
バランスが取れていることが良しとされます。
今回、広告料収入シェア(売上対比)を見ることで、
そのバランスの一端を見て生きたいと思います。
(この連載企画では、Jリーグが発表しているデータを元に分析していきます。
Jリーグでは放映権収入については公表していないので、
広告料収入、入場料収入についてのみ見て行きます)
では、見てみましょう。
&size(9){元となるデータは、~~経営数値については、Jリーグの公式ページに掲載されていた、~~データを元にしています。~~2006年度(平成18年度)Jクラブ個別経営情報開示資料《Jリーグ公式 PDF》~~カテゴリーと順位については、経営数字とあわせて、~~2006年度のものを使っています。}
【2006年度Jクラブ広告料収入シェア(売上対比)ランキング】 (単位:百万円)
|~No|クラブ名| 数値| カテゴリー| 順位| |
right:1 | [[柏レイソル]] | right:77.1% | center:J2 | right:2 | [[決算詳細>柏レイソル2006年決算数値]] |
right:2 | [[京都サンガ]] | right:64.9% | center:J1 | right:18 | [[決算詳細>京都サンガ2006年決算数値]] |
right:3 | [[大宮アルディージャ]] | right:61.9% | center:J1 | right:12 | [[決算詳細>大宮アルディージャ2006年決算数値]] |
right:4 | [[名古屋グランパス]] | right:59.3% | center:J1 | right:7 | [[決算詳細>名古屋グランパス2006年決算数値]] |
right:5 | [[川崎フロンターレ]] | right:58.6% | center:J1 | right:2 | [[決算詳細>川崎フロンターレ2006年決算数値]] |
right:6 | [[横浜FC]] | right:58.0% | center:J2 | right:1 | [[決算詳細>横浜FC2006年決算数値]] |
right:7 | [[横浜Fマリノス]] | right:55.3% | center:J1 | right:9 | [[決算詳細>横浜Fマリノス2006年決算数値]] |
right:8 | [[セレッソ大阪]] | right:55.1% | center:J1 | right:17 | [[決算詳細>セレッソ大阪2006年決算数値]] |
right:9 | [[大分トリニータ]] | right:53.4% | center:J1 | right:8 | [[決算詳細>大分トリニータ2006年決算数値]] |
right:10 | [[サンフレッチェ広島]] | right:52.6% | center:J1 | right:10 | [[決算詳細>サンフレッチェ広島2006年決算数値]] |
right:11 | [[ジュビロ磐田]] | right:52.4% | center:J1 | right:5 | [[決算詳細>ジュビロ磐田2006年決算数値]] |
right:12 | [[ガンバ大阪]] | right:51.4% | center:J1 | right:3 | [[決算詳細>ガンバ大阪2006年決算数値]] |
right:13 | [[湘南ベルマーレ]] | right:49.6% | center:J2 | right:11 | [[決算詳細>湘南ベルマーレ2006年決算数値]] |
right:14 | [[アビスパ福岡]] | right:48.7% | center:J1 | right:16 | [[決算詳細>アビスパ福岡2006年決算数値]] |
right:15 | [[ジェフ千葉]] | right:45.6% | center:J1 | right:11 | [[決算詳細>ジェフ千葉2006年決算数値]] |
right:16 | [[徳島ヴォルティス]] | right:44.8% | center:J2 | right:13 | [[決算詳細>徳島ヴォルティス2006年決算数値]] |
right:17 | [[ザスパ草津]] | right:43.7% | center:J2 | right:12 | [[決算詳細>ザスパ草津2006年決算数値]] |
right:18 | [[ヴァンフォーレ甲府]] | right:42.5% | center:J1 | right:15 | [[決算詳細>ヴァンフォーレ甲府2006年決算数値]] |
right:19 | [[清水エスパルス]] | right:40.6% | center:J1 | right:4 | [[決算詳細>清水エスパルス2006年決算数値]] |
right:20 | [[サガン鳥栖]] | right:39.9% | center:J2 | right:4 | [[決算詳細>サガン鳥栖2006年決算数値]] |
right:21 | [[ヴィッセル神戸]] | right:38.8% | center:J2 | right:3 | [[決算詳細>ヴィッセル神戸2006年決算数値]] |
right:22 | [[コンサドーレ札幌]] | right:37.8% | center:J2 | right:6 | [[決算詳細>コンサドーレ札幌2006年決算数値]] |
right:23 | [[鹿島アントラーズ]] | right:37.3% | center:J1 | right:6 | [[決算詳細>鹿島アントラーズ2006年決算数値]] |
right:24 | [[FC東京]] | right:36.9% | center:J1 | right:13 | [[決算詳細>FC東京2006年決算数値]] |
right:25 | [[愛媛FC]] | right:35.9% | center:J2 | right:9 | [[決算詳細>愛媛FC2006年決算数値]] |
right:26 | [[アルビレックス新潟]] | right:34.4% | center:J1 | right:14 | [[決算詳細>アルビレックス新潟2006年決算数値]] |
right:27 | [[浦和レッズ]] | right:32.3% | center:J1 | right:1 | [[決算詳細>浦和レッズ2006年決算数値]] |
bgcolor(olive):right:28 | bgcolor(olive):[[ベガルタ仙台]] | bgcolor(olive):right:27.3% | bgcolor(olive):center:J2 | bgcolor(olive):right:5 | bgcolor(olive):[[決算詳細>ベガルタ仙台2006年決算数値]] |
right:29 | [[水戸ホーリーホック]] | right:24.3% | center:J2 | right:10 | [[決算詳細>水戸ホーリーホック2006年決算数値]] |
right:30 | [[東京ヴェルディ]] | right:16.5% | center:J2 | right:7 | [[決算詳細>東京ヴェルディ2006年決算数値]] |
right:31 | [[モンテディオ山形]] | right:13.1% | center:J2 | right:8 | [[決算詳細>モンテディオ山形2006年決算数値]] |
ベガルタについてみてみると
広告料収入シェア(売上対比)が27.3%となっています。
Jリーグ初期に参入したクラブのように、
有力な親会社を持っていないとはいえ、
もうちょっと増えてほしいなという気がします。
他のクラブを見てみると
1位の柏をはじめ、有力な親会社がついているクラブが、
上位を占めています。
逆に下位についてみてみると、
営業力が弱そうな、山形や水戸、
その他収入(ほとんどが放映権料?)に頼っている東京V
([[東京Vのその他収入は約15億で、売上対比で約70%>東京ヴェルディ2006年決算数値]])、
入場料収入が多くて、相対的に広告料収入のシェアが
低くなっている浦和や新潟、
このような色分けになりそうです。
次回は、売上における広告料収入のシェアの前年との比較について見ていきます。
この連載シリーズの 目次です。
[[2006年他のJクラブと比較してみる経営実績]]
<wiki版の関連記事>
[[Jリーグ各クラブ2005年決算数値]]
[[2005年他のJクラブと比較してみる経営実績]]
[[Jリーグ各クラブ2006年決算数値]]
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ネットの本屋さんはじめました。