沖縄をホームタウンにしているサッカークラブ、
沖縄かりゆしFCに所属する、加藤久監督はじめ全27選手が、
今期終了後退団することがわかった。
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沖縄かりゆしFCは、現在九州リーグで2位につけている。
来期のJFL入り、そして将来的にはJリーグ入りを狙っていた。
しかし今期の初め、メインスポンサーのかりゆしホテルズが、
来期以降の支援を取りやめると発表していた。
それに代わるスポンサーをクラブ側は探していたが、
それが決まらず、そこに生じた不信感で所属する選手・監督が
退団するということになった。
「かりゆし」というのは、沖縄の方言で、自然との調和、
自然の恵みで私たちが生かされているという意味らしいが、
クラブがつけていた「かりゆし」はそういった一般名詞ではなく、
単に親会社の名前の意味しかなかった。
事実、クラブのホームページのURLは
http://www.kariyushi.co.jp/soccer/で
株式会社かりゆし(かりゆしホテルズ)http://www.kariyushi.co.jp/
のホームページの中に作られている。
このような状態で、親会社が支援しなくなったら、
存続できなくなるのは、ある意味当然だろう。
結局、昔の実業団スポーツと同じで、
「かりゆしホテルズサッカー部」の域を出なかったわけだ。
今回の事態に沖縄かりゆしFCの與那嶺社長は
来期以降の展望について、「来季は(今季予算の)半額は確保でき、
新規スポンサーも探している。監督や選手を
一から集め、Jリーグを目指すのは4、5年後」と
話しているらしい。しかし、このクラブは、以前に、
元日本代表のラモス瑠偉をテクニカルディレクターに迎えて
チーム作りをしたが、02年にフロントと対立により
そのラモス氏を解任した経緯がある。今回も同じような
ごたごたを繰り返した。このようなクラブにJリーグの理念に
根ざしたクラブが作れるのか、はなはだ疑問だ。
このブログでも以前に書いたが、大分トリニータも
親会社の経営不振という同じような状況に陥ったが、
自助努力によって、きちんとクラブを存続させている。
本業が不振のスポンサーやJリーグの理念を理解していない
経営者が経営から退場するのは当然のことだが、
そのことにより、地域に根ざすクラブ自身の存続が
危ぶまれるのは問題だろう。
地域のクラブは、スポンサーと違って公共のものであるし、
永遠に続いていかなければならない存在なのである。
今後、Jリーグを目指すクラブは、
沖縄かりゆしFCを他山の石として、
しっかりと地域に根ざしたクラブ作りを進めてほしい。
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↑サッカー部門で現在3位。(2004/09/11 16:30確認)
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