10月27日、サガン鳥栖の古賀照子社長は、
後任の社長候補が鳥栖市内に支店を置く
(株)湘南マリントレードの井上良一社長に
絞られたことを記者会見で発表した。
11月16日に臨時株主総会を開いて役員に
井上氏を追加する方針だという。
うわさされていた、ライブドアへの経営譲渡は
条件が合わず断念したとのこと。
《ニッカンの記事「鳥栖の後任社長候補に、会社経営者」へはこちらから》
それに対し、Jリーグの鈴木昌チェアマンは29日、
その新社長候補案を却下する方針を示した。
チェアマンは(株)湘南マリントレードの財務状況が
よくない点を指摘し、サガン鳥栖や、佐賀県・鳥栖市などの
行政サイドが新たな再建案を示さない場合は
「退会勧告や除名処分も検討せざるをえない」と
厳しい姿勢を見せた。
《ニッカンの記事「鈴木チェアマン、鳥栖社長案却下」へはこちらから》
このチェアマンの方針を受けて、鳥栖の古賀社長は
「除名に値することは何一つやっていない。
困惑している」とし、「(井上氏を)Jリーグの
審査に諮る前に発言するのはおかしい」などと
チェアマンを批判。「不適格の理由を文書で教えてほしい」と
話し、週明けにも上京して発言の真意を確かめるという。
《ニッカンの記事「J2鳥栖社長、除名示唆に「困惑」」へはこちらから》
この問題を考えるにあたって、まず、
井上良一氏や同氏が社長を務める
(株)湘南マリントレードについて、知る必要があるだろう。
■(株)湘南マリントレード会社概要
代表者 井上良一
設立 2003年2月
資本金 1,000万円
業務内容 生鮮魚介卸業
年商 約1億円
前期(2004年1月期)は赤字を計上したらしい。
ちなみにホームページは現在製作中。
どうも、湘南マリントレードは立ち上がって
間もない会社のようで、会社もまだ黒転していない
ようだ。売上規模も他のJクラブのスポンサー企業に比べて
見劣りがする。井上氏に、サガンを経営する資質が
あるかどうかは分からないが、少なくとも、
サガンを経営するのは本業を軌道に載せてからの話
ではないだろうか?
また、地域密着の観点からも、鳥栖に支店があるとはいえ、
湘南の名前が着いている会社の社長が経営するのも
どうかと思う。まだ井上氏が湘南ベルマーレの経営に
参画したがっているのであれば納得がいくのだが。
古賀社長もチェアマンに逆ギレするのではなく、
他にきちんと経営を任せられる人を
探してくる必要がありそうだ。
鈴木チェアマンがこの社長候補は
NOだといったのは、
湘南マリントレードの状況を見れば当然の結論だと思うし、
Jリーグの審査前にそういう発言したのは、
ある意味親心だと思う。
今回の件については、
僕は全面的に鈴木チェアマンの意見を支持する。
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