2008年03月23日

札幌の減・増資が株主総会で承認される

コンサドーレ札幌を運営する北海道フットボールクラブの
減・増資計画が株主総会で承認されました。

札幌の減・増資計画が株主総会で承認《ニッカン》

 コンサドーレ札幌を運営する北海道フットボールクラブが21日、札幌市内で株主総会を行った。07年度はJ2優勝効果で純利益は約607万円を計上、2年ぶりの黒字となった。
 
 財務体質強化のため提案された減・増資計画も承認された。現在1億9200万円の債務超過だが、計画では約25億5000万円の資本金を80%減資し約5億円とし、第三者割当による募集株式発行で3億円を増資する。サポーターズ持株会などの出資で2億5300万円は確定し、さらに希望者も多数いるという。約27億円あった累積赤字は約7億円に圧縮され、資本金が約8億円に増えるため債務超過状態から脱する。
 
 児玉芳明社長は「減資については株主様への責任を感じざるをえない」と話し、経営責任については「何かを考える必要はある」とした。

今回の減・増資が実施されれば、
財務的にコンサドーレはきれいな形になります。
わがベガルタも、次に続けるのでしょうか?





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2008年02月05日

道がコンサドーレの支援継続へ

現在約2億円の債務超過に陥っている
コンサドーレ札幌の運営会社北海道フットボールクラブに対して、
高橋はるみ北海道知事は、資本金の減資と貸付金の返済猶予に応じる考えを
明らかにしたようです。

北海道がコンサ支援継続…減資と返済猶予受け入れ《スポーツ報知》

 北海道の高橋はるみ知事は5日、記者会見し、サッカーJ1に昇格するコンサドーレ札幌の運営会社「北海道フットボールクラブ」(HFC)が求めていた資本金の減資と貸付金の返済猶予に応じる考えを明らかにした。
 
 HFCは入場者数低迷などにより約2億円の債務超過に陥っているが、1億5000万円を出資し、5億円を融資している道が支援継続を決めたことで、当面の危機を回避できる見通し。
 
 HFCは資本金の80%を取り崩して債務返済に充て、さらに約3億円を増資するなどの財政再建計画を立て、道に減資の了承と、期限が3月に迫った5億円の返済を5年間猶予するよう要請していた。
 
 高橋知事は「やむを得ない措置で、道民の理解は得られると考えている。HFCの要請に応えていきたい」と話した。

福岡にしても、仙台にしても、札幌にしても、
Jリーグバブル期の後発クラブは、
その初期の運営に使った莫大なお金を、
結局減資という方法で清算することになりそうです。
これらのクラブは、主には地方自治体からの出資が多いので、
この減資という方法は、結局のところ、
税金で尻拭いしてもらったという格好になります。

これらのクラブは、
地域住民の税金を無駄に使ってしまったという、
悪しき前例を作ってしまったので、
今後はそのマイナス分をプラスに変えて余りある活躍をしてもらいたいですし、
この後に続くクラブは、
この前例を他山の石として、クラブを経営していってもらいたいものです。




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コンサドーレ札幌2006年決算数値





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2007年12月22日

コンサドーレの今期は、赤か黒か?

コンサドーレの今期の決算は、
赤字か黒字かどちらにしてもギリギリのところのようです。

コンサドーレ、J1昇格も2年連続赤字!?《スポーツ報知》

コンサドーレ札幌2年連続赤字? 運営会社である北海道フットボールクラブ(HFC)は20日、取締役会を開き、今年度の決算が約100万円の赤字になる可能性があることを明らかにした。
 
 HFCではこの日、今年度の決算見込みを約80万円の黒字としたが、児玉芳明社長(70)は「12月のはっきりした収支が出ていないので単年度黒字が達成できない可能性もある」と赤字の可能性を示唆。その場合、80万円から100万円程度の予算オーバーになるとした。
 
 クラブでは今季、単年度黒字を目標に掲げていただけに、J1昇格を果たしたチームとは対照的な結果に終わることになる。興行収入が約4億4000万円と昇格争いで3000万円あまり予算を上回るも、スポンサー収入が予算を2500万円下回ったことが響いた形だ。
 
 さらに、この日の取締役会では約20億円減資する方針であることが報告された。しかし、難色を示している道や札幌市に対し「説得する材料はない。ひたすらお願いするのみ」と佐藤専務。自治体の承認を得られるか不透明だ。
 
 クラブでは来年3月31日に迫った道への借入金返済期限延長も希望。道に提出した今後の収支予定では、10年後には営業収入が現在の2倍以上の約24億円にまで伸びることになっているが、J2降格を想定した案はなく「(収入増の)根拠を示せ」と厳しく指摘されているという。昇格を果たしたものの、財政面ではまだまだ札幌の苦難は続きそうだ。

もう既にシーズンは終わっているため、大きな増収要因はないので、
あとはどれだけコストカットできるかなんでしょうね。
コンサドーレは12月決算なので、
あと1週間ちょっと、フロントの人たちの必死な努力は続きます。



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2007年12月15日

コンサドーレ、減資に向けて道や市に必死のお願い

90年代後期に、Jに参入したクラブは、
だいたい同じような特徴を持っています。
○地方の大きな都市を本拠地としていること
○自治体が結構なお金をつぎ込んだこと
○なので、資本金が非常に大きいこと
○だけども初期の放漫経営がたたって、非常に累損が大きいこと

そんな中で、神戸は、新しくオーナーになった三木谷さんが、
私財をつぎ込んで累損を解消しましたし、
福岡は減資によって累損を解消しました。
仙台も福岡と同様の道を模索して現在進んでいます。
札幌も減資の方向性を模索していますが、
株主である北海道や札幌市の同意は得られていないようです。

コンサドーレ存続へ減資をお願い《スポーツ報知》

 クラブ存続へ減資することをお許しください―。J1昇格を決めたコンサドーレ札幌が債務超過解消へ減資の承認を得るため、北海道と札幌市に必死のお願いを続けていくことが14日、明らかになった。
 
 クラブを運営する北海道フットボールクラブ(HFC)は約2億円の債務超過解消のため、約20億円減資した後、増資する方針を正式に決定した。しかし、10日にその旨を道と市に伝えたところ、難色を示されたという。
 
 児玉芳明HFC社長(70)は「税金を使っているので道も市も(出資金の価値が下がる減資に)厳しかった」と困惑の表情を浮かべる。スポーツ振興の重要性から「クラブ存続のためなんとか減資を認めていただきたい」と今後も承認を得るため、道庁、市庁へ何度でも足を運ぶつもりだという。
 
 Jリーグからは来年度までの債務超過解消を義務づけられている。純粋な興行収入で2億円の黒字を出すことは事実上不可能。道、市が減資を認めなければ最悪、来季J1残留を決めても降格を通達される可能性もある。
 
 来年3月末までとなっている道への5億円の借入金返済期限も延長されるかは不透明。財政問題の解決までは、まだまだ時間がかかりそうだ。

株主にとって減資というのは、
自分の持っている資産を減らされるということですから、
簡単には同意しにくいでしょう。
ましてや、道や市にとっては、税金をつぎ込んだ資産なわけですから、
簡単に応じては、道民・市民に示しがつかないという事情も分かります。

ですが、一方でサッカークラブを一企業としてみた場合、
装置産業でもないのに、売上よりも多い資本金と
多額の累損を抱えている状態は、
決して財務的に健全だとは言い難いです。
さらにコンサドーレの場合は、債務超過になっているわけですから、
いつ倒産してもおかしくない状態にあるというわけです。

コンサドーレとしては、道や市に、ひいては道民や市民に、
北海道や札幌にとってなくてはならないものなんだと納得してもらえるように
ピッチの内外でアピールし続けていくしかないのでしょうね。



<blog版の関連記事>
三木谷オーナーが29億円を補填《拙ブログ》
Jクラブは減資が流行している?《拙ブログ》(←福岡が減資した時に書いた記事です。)
ベガルタは減資に向けて株主説明会を実施《拙ブログ》


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2007年08月25日

コンサドーレの07年度中間決算

コンサドーレは、現在J2で首位を快走していますが、
経営のほうはなかなか順調とは、いっていないようです。
07年度中間決算では、営業収支が予算対比4000万円マイナスの
約1億8000万円の赤字だそうです。

J2札幌ピンチ!道が補助金打ち切りへ《ニッカン》

 コンサドーレ札幌を運営する北海道フットボールクラブ(HFC)が23日、札幌市内のクラブ事務所で定例取締役会を行った。07年度の中間決算は予算マイナス4000万円の約1億8000万円の赤字。チームは首位を走っているが観客動員が伸び悩み、興行収入が予算マイナス2000万円の1億8000万円だった。
 
 中間決算には北海道や札幌市からの補助金1億8600万円が含まれておらず、後半戦はJ1昇格争いが激しくなり、興行収入や販売収入が増えることが予想される。児玉社長は「経費の削減など努力はしている。当初予算は達成できる」と今年度予算の収入13億7000万円強、支出13億6000万円強で単年度黒字850万円達成は可能との見解を示した。
 
 ただし、メーンスポンサー石屋製菓の来季契約延長問題に続いて、不安材料もある。03年から継続していた道の補助金(毎年度9600万円)が、07年度限りで打ち切られることが確実になった。札幌市からの補助金9000万円も来年度から減額の可能性が高い。佐藤取締役は「経営的には大変」と言う。来年3月31日には道からの借入金5億円の返済期限を迎えるが、クラブ側は支払期限の延長などを今後、協議する方向でいる。
 
 来季J1に昇格した場合の支出は、クラブ運営費が今年度4億円増の16億円、トップチーム人件費は2億7000万円増の8億円を見込み、収入も興行収入や広告収入で1・3〜1・5倍と予定している。苦しい経営面を下支えする意味からも「来年も厳しいが、J1に上がってほしい」(門脇常務取締役)が本音のようだ。

胸スポンサーの石屋製菓は、自社の不祥事で、
来期のスポンサードも不透明な状態だし、
来期は、道からの補助金も打ち切られるようだし、
道からの借入金の返済期限は迫っているし、
経営的には、厳しい状態が続いていますが、
北の大地に根を張るクラブとして、
コンサドーレには、しっかりと経営していってもらいたいと思います。



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Posted by achakun at 09:11Comments(0)TrackBack(2)